太陽輻射熱計算

 

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本プログラムでは、負荷計算の基となる太陽データはその都度計算により求めています。


計算で求めるための 「緯度」・「経度」・「時差」 などのデータは、初期設定のファイル 「countrydata.cty」 に、これらのデータを書き込んであります。

デフォルトで数種類の国情報が添えつけられておりますが、必要なものは追加してください。 追加は、このプログラムのツールバーの Country Data File作成 ボタンを押せば作成できます。

 

Countryデータ作成

その他、「海抜での高度」・「大気透過率値」・「壁表面熱吸収」・「壁表面熱伝達」 の修正が必要ですが、これらの値は、負荷計算開始の時に表示されるダイアログから入力します。(下図参照)

 

負荷計算開始 

 

大気透過率は、大気に含まれる塵や水蒸気で変化するのですが簡略化の為、赤道直下のゾーンとそれ以外のゾーンに分けた単純な区別としています。正確には、地区別で季節毎のデータが必要です。 

 

年間を通して計算する場合、膨大な量の計算となる為、各月は15日を代表として計算しています。また、毎時のデータは 30 分間毎のデータを計算しその平均値を使っております。 例えば 8時 のデータは、8時・ 8 30 の平均値です。 

 

プログラム内でこれらの計算を行っているのですが、個々に太陽データが見たい時には、ツールバーの太陽マークボタンかメニューの「 ツール」で スタンドアロンの太陽データ作成のプログラムが起動できます。 

 

単独でこのプログラムを使う場合、  SunJ のリンクからダウンロードし解凍すると、「 Setup.EXE」 と  「SetupSun.mis」 の二つのが現れますので、仮に同じホルダに置き、「SetupSun.mis」をマウス左クリックすれば、インストール が開始されます。 インストール後は、この2つは、消去しても差し支えありません。

 

国情報を作成すれば、いかなる地域の年間又は指定日付のデータでも作成できますので、試してみてください。 なお、日の出・日没時間は大気屈折を考慮していませんので誤差が生じます。 参考程度としてください。下は、計算データが表示されたところです。

 

 

太陽輻射熱計算 

 

計算結果は、ビューに表示されますので印字ができます。その他の操作方法はON-LINE HELPを参照下さい。

 


最終更新日:2020/02/04
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